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ハン・ソロの青春『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』感想&レビュー

皆様こんにちは、はまさんすーです

今回ご紹介するのは

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 』です

私は好き度
オススメ度
右往左往度
(星5つ満点)

世界的に超有名なスターウォーズシリーズ。

これはそのシリーズの中でも超人気のキャラ、ハン・ソロに焦点が当てられた

いわゆるスピンオフ作品です。

時系列としては「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 」の13~10年前となっています。

映画のテーマがスペースウェスタンとなっており、ハン・ソロの若かりし頃や愛機ミレニアム・ファルコンとの出会い、

相棒のチューバッカとの出会いが描かれています。

2018年に公開された本作の監督は「アポロ13」などを手掛けたロン・ハワードが努めています。

画像引用サイト:スターウォーズ公式サイト

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー作品情報

公開日

2018年6月29日

製作国

アメリカ合衆国

上映時間

135分

スタッフ・キャスト

監督

ロン・ハワード

脚本

ローレンス・カスダン

原作

ジョージ・ルーカス

製作

キャスリーン・ケネディ

出演者

オールデン・エアエンライク

ウディ・ハレルソン

エミリア・クラーク

ドナルド・グローヴァー

タンディ・ニュートン

ポール・ベタニー

音楽

ジョン・パウエル

ジョン・ウィリアムズ

製作会社

ルーカスフィルム

配給

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

公式サイト

スターウォーズ公式サイト

視聴可能動画サイト

 

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーあらすじ

惑星コレリアの犯罪集団の一人として悪事を働く下っ端の男、ハン。

どさくさに紛れて超高価な燃料であるコアクシウムを手に入れることに成功する。

成果を手に、幼馴染の恋人キーラとイチャイチャしていたところ、

犯罪集団のボスに目をつけられ、コアクシウムを渡すように強要される。

ピンチを持ち前の機転で抜け出したハンとキーラは逃避行へと走る。

追手を振り切り空港へとたどり着いた彼らは惑星外へと脱出しようとしたのだが、

すんでのところでキーラが追手に捕まってしまう。

キーラは自らを犠牲にしてハンを逃がそうとしたのだった。

帝国兵と身分を偽り、宇宙へと飛び出すことに成功したハン。

そして若き彼は自らの野心と、キーラ奪還という目的を胸に旅立つのであった。

画像引用サイト:スターウォーズ公式サイト

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーみどころ

はっきり言ってスターウォーズ好きにはこの作品はおすすめしません。

特にスター・ウォーズのEP1~6好きの人には合わないでしょう。

ハン・ソロの映画と銘打っておきながら見どころはミレニアム・ファルコン号が出てくるところぐらいです。

それ以外のハン・ソロのストーリーは結構どうでもいいものばかりです。

逆に新しいサーガであるEP7や8が好きな人は結構楽しめるのではないでしょうか。

私は熱心なスター・ウォーズ好きというわけではないのですが、

主要な作品はすべて目を通してますし、EP1~6は好きです。

ディズニーに版権が移ってからの新サーガは正直面白いと思えませんでした。

このハン・ソロという映画はその新サーガのノリが色濃く現れた作品ですので

かなり好き嫌いは分かれるのではないでしょうか。

作品の見所としては、やはりその予算の豪華さですね。

セットやCG一つ一つを見ても金かかってるんだろうな~というのが伝わってきます。

そしてその内容は別として、飽きさせないようにどんどん事件が起こるところも

見どころの一つでしょうか。

そして何と言ってもミレニアム・ファルコン号が活躍するシーンはやはりワクワクします。

スペースオペラが好きな人、スター・ウォーズの新サーガも楽しめる人、

スター・ウォーズの全てを網羅したい人にはおすすめできる作品となっております。

画像引用サイト:スターウォーズ公式サイト

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーネタバレ感想

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー好きな所

やっぱミレニアム・ファルコンかっこいい!!

ミレニアム・ファルコン号が宇宙(そら)をビュンビュン飛んでいるところを見るだけで心躍ります。

チューバッカもかわいい!!

言ってる言葉も理解できないし、表情もそんなに豊かではないのになんでチューイの感情はこんなに伝わるんですかね。

毛むくじゃらのでっかいやつっていう愛されキャラクターを作ったルーカス監督はさすがです。

画像引用サイト:スターウォーズ公式サイト

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー気になった所

率直に言って、ヒロインのキーラは要らないです。

この映画を見に行く人は大体の人がスター・ウォーズシリーズに親しみがある人だと思います。

この先ハン・ソロがどうなるか知っている人たちにとってハン・ソロのいわゆる元カノの話に興味がある人はどのくらいいるでしょうか。

ラブストーリーをメインにされても悲劇しか予想されないわけでその時点で見るモチベーションが下がります。

私個人としてはハン・ソロの冒険活劇が見たかったわけですので、ハン・ソロの冒険への動機付けとして必要だったのかも知れませんが私は彼女に興味が持てませんでした。

まだ男の友人にしたほうが楽しめたかも知れません。

そして何よりも興ざめさせるのが、作為的に起きるアクシデントとクライマックス、そしてその解決です。

劇中ではいくつものアクシデントが起きるのですが物語に必要なものは少ないです。

ここ盛り上がるところですよ~というのが作為的に表現されている気がして見るのが疲れます。

一つの大目標があってそこに向かって盛り上がっていくのが理想なのですが、ここでは一つクライマックスがあるごとに解決されると物語がダレるというか、緊張感が持たないのです。

その一番の原因は中途半端などんでん返しです。何か問題が起こるとちょっとしたどんでん返しのようなものが起きて解決されるかあるいは複雑にされていくのです。

EP8でも同じようなことが言えるのですが
、こういうの君ら好きなんでしょ?
という製作者の声が聞こえてきそうなどんでん返しというか予想の裏切り方をしてくるのです。

もちろんそれが予想を上回るものであれば素晴らしいのですが、ここで起きるのは、予想は裏切るが、期待は上回らないといった感じなので、盛り下がりますよね。

あと、これはフィーリングの問題なのかも知れませんが、ディズニーに移ってからのスターウォーズシリーズには埃っぽさがない気がするのです。

宇宙人たちや、街並み、空気感における猥雑さというか、雑多とした感じが少なくなり、整然とした感じが見受けられてしまうのです。

これがスターウォーズとして面白くないと感じてしまう一番の原因かも知れません。

物語のラストで次回作を匂わせる終わり方をするのですが、興行的にも奮ってないらしいので恐らく無いと思ったほうがいいでしょう。

画像引用サイト:スターウォーズ公式サイト

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーさいごに

総括すると、この作品は

スター・ウォーズ大好きなら見てみたら?

といった作品です。

うだうだ言ってましたが、私はきっと、新しいエピソードが公開されるたびに文句を言いながらも見てしまうのでしょう。

それも楽しみ方の一つと思ってご容赦ください。

画像引用サイト:スターウォーズ公式サイト