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人はいつ死ぬと思う?『リメンバー・ミー』感想&レビュー

皆様こんにちは、はまさんすーです

今回ご紹介するのは

リメンバー・ミー 』です

私は好き度:
オススメ度:
花がキレイ度:
(星5つ満点)

この記事の画像引用サイト:ディズニー公式サイト

日本では8月の中旬に先祖の霊が現世に帰ってくる時期として、

お盆と呼ばれる行事があります。

お盆では先祖のお墓参りにいったり、夏祭りや花火など先祖を迎えたり、

送り返すための様々な風習が日本各地にあります。

日本ではとても親しみがあるこの風習ですが、似たような風習がメキシコにもあるのです。

それが「死者の日」と呼ばれる11月にメキシコで行われる行事なのです。

死者の日は1年かけて準備され、祭壇には故人の遺影や、マリーゴールドの花、

食べ物などが飾られるそうです。この行事はメキシコ中で盛大に祝われ、感覚的には

ハロウィンとお盆が合体したようなものなようです。

この「リメンバー・ミー」という映画はその死者の日にまつわる物語です。

キャッチコピーは「それは、時を超えて―家族をつなぐ、奇跡の歌。」

リメンバー・ミー作品情報

公開日

2018年3月16日

製作国

アメリカ合衆国

上映時間

105分

スタッフ・キャスト

監督

リー・アンクリッチ

脚本

エイドリアン・モリーナ

製作

ダーラ・K・アンダーソン

製作総指揮

ジョン・ラセター

出演者

アンソニー・ゴンザレス

ガエル・ガルシア・ベルナル

アラナ・ユーバック

ベンジャミン・ブラット

レニー・ヴィクター

アナ・オフェリア・ムルギア

音楽

マイケル・ジアッチーノ

製作会社

ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

ピクサー・アニメーション・スタジオ

配給

ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ

公式サイト

ディズニー公式サイト

視聴可能動画サイト

 

リメンバー・ミーあらすじ

昔、メキシコのサンタセシリア出身の男が音楽で身を立てるために、

妻と幼い娘を置き去りにして旅立ちました。

残された妻、ママ・イメルダは家族を養うために、出ていった夫を忘れるために、音楽に関わるものをすべて捨て、靴職人となり体一つで家族を支えていくのでした。

子供であるママ・ココも成長し、同じく靴職人となり、結婚し、また子供も生まれ、彼らも靴職人となる。

大きな靴職人一家となった彼ら家族には一つだけ大きな掟がありました。

それは「音楽禁止の掟」です。

音楽を聞くこともましてや、演奏することも禁止する厳しい掟が彼ら家族にはありました。

そして時が経ち、ママ・イメルダのひ孫であり、この物語の主人公であるミゲル・リヴェラが誕生するのでした。

12歳となったミゲルは、かつて国民的アーティストであったエルネスト・デラクルスに憧れ、音楽禁止令の家庭の中で密かにミュージシャンを目指していたのです。

ミゲルは家族に隠れてエルネストのビデオを見たり、自作のギターを引いたりしていたのですが、死者の日に行われる音楽コンテストが開かれることを知ると、それに出場するために行動を起こします。

その中で彼は、実はママ・アルメイダの夫はエルネストではないかという手がかりを得ます。つまり、自分はエルネストのひ孫でもあるのだと思い至ります。

浮かれた彼は家族の前に飛び出し、コンテストに出場すること、ミュージシャンを目指すことを宣言するのでした。

しかし、家族の反応は冷たく、彼の話は信用されません。

音楽に関わろうとする彼に怒った家族は彼の自作のギターを破壊してしまいます。

激怒した彼は家を飛び出し、コンテスト出場に必要なギターを手に入れるために、

エルネストのお墓に安置されていたギターを盗み出そうとしてしまうのです。

お墓に侵入し、安置されていたギターを手にし、試しに爪弾いてみた瞬間、

異変が起こります!!

ギターが盗まれたことに気づき騒ぐ人々、探しに来た彼の家族に、彼は触れることも、認識されることもできなくなってしまっていました。

そのかわりに彼の周りに現れたのはガイコツ姿の人々。

そうです、彼は生きたまま死者の霊魂となってしまったのです。

次々と出会うミゲルの先祖の霊。

彼らとともにミゲルは生者へと戻るため、死者の国へと向かうのでした。

そこで彼を待つ運命とは!

彼の先祖にまつわる謎とは一体!

リメンバー・ミーみどころ

この映画の見所はまずはじめに、そのビジュアルの美しさです。

これはピクサーが制作したCGアニメなのですが、その華々しさが素晴らしいです。

メキシコの原色を使ったカラフルな色合いが、このアニメの世界を覆い尽くしています。

また、もうピクサーなんだから当然といっちゃ当然なんですが、CGアニメーションの滑らかさがやっぱりすごいですね。

ここでもう一度予告を!!

そして、ミュージカル映画のような見事な楽曲の数々。

私は吹替版で見たので劇中で歌われる原曲はどうなのかわかりませんが、

それでも見事な歌唱力で歌い上げられていました。

ラテン系の音楽で演奏されるライブシーンなどはやはり盛り上がります。

ストーリーは王道というか、ひねりのない予想通りの展開といった感じですが、

全くイヤミのないお話なので安心してみることができます。

そして、その世界で垣間見えるメキシコの死生観や、家族というものへの考え方というのは興味深く見ることができました。

この映画はお盆に家族と見るのにふさわしい一本と言えるでしょう。

みなさんもぜひご覧ください。

リメンバー・ミーネタバレ感想

リメンバー・ミー好きな所

終盤、ミゲルのお父さんが本当は誰なのか判明するのですが、これは予想通りでしたね。

ヘクターが登場して、そのあとミゲルの前に出てきた時にはあ、こいつは物語の重要な人物だな。

多分父親だなと思いました。

だってエルネストがそのままミゲルの父親だったらつまらないじゃないですか。

それにエルネストが父親だったら大成功したのに家族のところには戻らず、

支援も何もしていないってことになるので、結局嫌な父親ですからね。

あと、同じく終盤でエルネストが悪いやつだって判明するのですが、なんだか唐突すぎて少し違和感を感じました。

無理やり悪役を作ったような感じがして私は気に入らなかったです。

しかし、ラストのおばあちゃんにリメンバーミーを歌う箇所はグッと来ました。

ああいうおばあちゃんモノに弱いんですよね。

ラストも大団円という感じで良かったです。

リメンバー・ミー気になった所

エルネスト・デラクルスがド外道過ぎる!

ディズニー映画だからもうちょっと平和的に終わるのかと思ったらきっちり制裁を加えてましたね(笑)

彼のやったことはクソ野郎の所業なのですが、歌で英雄となったのは事実なのでは?と思ったり・・・。

いやー、しかし死後の世界は家族に愛されていたかどうかで幸せかどうか決まるというのは

独り身の私には厳しいものがありそうです(笑)

みなさんも家族は大切にしましょう!!

リメンバー・ミーさいごに

劇中で、死者がさらに生者にも忘れられて消滅してしまうことを二度目の死と呼んでいましたが、それが彼らの本当の死なんでしょうね。

生物的にも死んで、文化的、社会的にも死ぬ。

でも、それが本当の死のあるべき姿なのでしょう。

死んだあとも残り続けてしまったら、あの世もこの世も魂で溢れてしまいますから。

この映画は死者を生き生きと描いた面白い作品でした。

メメント・モリ(死を忘るなかれ)はネガティブな言葉ではなく、きっと本来はポジティブな言葉なんだとこの映画を見て思いました。

では、みなさんよい死後を。

PS,私はDVD買いました!!