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皆様こんにちは、はまさんすーです
今回ご紹介するのは
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 』です!
私は好き度:
オススメ度:
ラブ度:
(星5つ満点)
最もヒーローらしくないヒーローチーム
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」がパワーアップして帰ってきた!
愛すべき宇宙の落ちこぼれが巻き込まれる今度の大事件は全宇宙規模?!
ノリノリな音楽にバイブスぶち上げていこうぜ!!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は2017年に公開された同名のアメコミ漫画の映画化第2弾です。
前作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」について詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてどうぞ!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスの作品情報
公開日
2017年5月12日
上映時間
136分
スタッフ・キャスト
監督
ジェームズ・ガン
脚本
ジェームズ・ガン
原作
ダン・アブネット
アンディ・ランニング
出演者
クリス・プラット
ゾーイ・サルダナ
デイヴ・バウティスタ
ヴィン・ディーゼル
ブラッドリー・クーパー
マイケル・ルーカー
カレン・ギラン
ポム・クレメンティエフ
エリザベス・デビッキ
クリス・サリヴァン
ショーン・ガン
シルヴェスター・スタローン
カート・ラッセル
公式サイト
https://marvel.disney.co.jp/movie/gog-remix.html
VOD可能サイト
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのあらすじ
前作で惑星ザンダーの危機を救い、ガーディアン・オブ・ギャラクシーとして名を馳せた一行は
ソヴリン人の女王からの依頼で宇宙怪獣からアニュラクスバッテリーを護衛する任務についていた。
見事に宇宙怪獣を撃退した彼らは行方をくらましていたガモーラの妹ネビュラの身柄を引き取り
彼女に懸けられていた懸賞金を受け取るつもりだったのだ。
ところがその帰り道、ロケットがアニュラクスバッテリーをくすねていたことが露見しソブリン人の艦隊に襲撃される。
あわや全滅かとなった時、謎の宇宙船が現れソブリン艦隊を撃破し、クイルたちは助かる。
クイルたちは惑星ベアハートに不時着する。
そこにクイルたちを助けた謎の宇宙船も舞い降り、中から出てきたのはクイルの父親を名乗る男エゴだった。
今まで行方不明だった父親の突然の登場にクイルたちは当然戸惑う。
エゴはクイルたちを自分の星に招待する。
クイルたちは半信半疑ながらも船の修理にロケットとグルートを残し、エゴの星へと向かうことにするのだった。
これが全宇宙を巻き込む大事件の幕開けだとは誰も気づいていないのだった──。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのオススメポイント!
前作もそうでしたが、今作でもやはり音楽が素晴らしい!
そしてそれに合わせた演出も前作以上に印象深いものが多かったです。
特にオープニングの宇宙怪獣との戦いのシーン!
Electric Light Orchestraの「Mr. Blue Sky」にノッて繰り広げる戦いは最高にクールです!
そしてエンディングも非常にエモーショナルでめちゃくちゃグッと来るものがあります。
そしてグルートの愛らしさが爆発しています!
前作のラストで小さく生まれ変わってしまったグルートですが、今作ではその小ささのアドバンテージを遺憾なく発揮しています。
彼の一挙手一投足を見ているだけでもこの映画は楽しく見ていられます。
何より、映画の密度の濃さが凄まじいです!
無駄なシーンがほんとに無い!
そしてどのシーンを切り取っても面白さに溢れています。
2時間以上ある本編ですが、全然退屈せずに見ていられます。
私はこの映画は「愛の物語」だと受け取りました。
恋愛、家族愛、親子愛、姉妹愛・・・。
愛の形にも色々ありますが、登場人物みんながそれぞれ自分の愛を持っていて、それをぶつけ合うのが本作のテーマだと私は思います。
みなさんもそんな観点でこの映画を見てみるのもいいのではないでしょうか?
この映画で表現される愛のパワーにあなたもノックアウトされること間違いありません!
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのネタバレ感想
好きな所
前作では寄せ集め感があったガーディアン・オブ・ギャラクシーが今作ではほんとに仲間になってるって感じられる所がまず良いですよね。
冒頭からみんなで協力して戦うし、ドラッグスはめっちゃ笑うようになってるし、ガモーラはかなり物腰が優しくなってるし(前作比)
メンバーそれぞれの成長が見られると、続編を見た甲斐があります。
あと前作では明かされなかったクイルの出生の秘密も明かされ、ガモーラとネビュラの因縁にも決着が打たれ、今作でかなりキャラの深堀りがなされました。
次回作ではロケットまわりにスポットが当たるのではないかと私は睨んでいます。
そしてなんと言っても今作のMVPはクイルの育ての親のヨンドゥです!
彼の活躍なしに今作は語れません!
前作ではクイルをいじめてた親分みたいなイメージが、今作では180°変わっちゃいました。
戦闘シーンでもかっこよすぎます!強すぎます!
対ザコ戦闘では彼が一番便利なのではないでしょうか?
クライマックスではクイルを助け、命を散らすことになってしまうヨンドゥ。
そこからの彼の葬儀のシーンは本当に感動的でした。
宇宙に舞う花火とエモーショナルな音楽と登場人物たちの表情、セリフで感極まってしまいます。
血なんかつながっていなくても本当の親子だったんですよ、彼らは。
その場面で流れるCat Stevensの「Father and son」は父と子のことを歌った名曲なのですがこの場面にぴったりで涙腺に来ます。
クイルの本当の父親エゴも、彼のことを気にかけていたのは真実だったのでしょう。
しかし、彼の名前「エゴ」の通り彼は自己が肥大化しすぎてしまっていたのです。
すべての生命を見下し、我が物にしようとするのは傲慢さ以外の何物でもありません。
たしかに彼は神のような存在だったのかもしれません。
しかし、彼が全生命を創造したわけではありません。
彼にはすべての生命を弄ぶ権利などなかったのです。
人間として生きることを決めたクイルに、そして様々な生命種族の連合軍であるガーディアン・オブ・ギャラクシーに彼は敗れたのです。
これはクイルの親から離れて独り立ちする物語でもあったのかもしれませんね。
ヨンドゥとロケットのやり取りの場面も印象深かったです。
お前(ロケット)は俺(ヨンドゥ)と同じだと言うヨンドゥには物悲しさが漂っていました。
愛を知らずに育ったロケットのクイルへの無自覚な友情を見て、自身のクイルへの感情を重ねたのかもしれません。
そこで彼はクイルへの愛に自覚したのかもしれませんね。
生き残ったヨンドゥの部下もいいキャラしてました。
なんと彼を演じたシェーン・ガンは監督のジェームズ・ガンの弟さんらしいです!
彼の葬儀シーンでの表情は良かったですよねえ。
その後のエンディングシーンでのヨンドゥの形見のヤカの矢を練習するシーンもお茶目で微笑ましかったです。
気になった所
ソブリン人関連は一体どうなってしまうんでしょうか!?
エンディングで女王が最高の存在のアダムを生み出したと言ってましたがそれはどんな存在なんでしょうか!?
早く続編がみたいです!
そしてちょっと大きくなって反抗期っぽくなってしまったグルートもどうなってしまうんでしょうか!?
あんなちっこくて可愛かったグルートが成長して思春期になり手を焼くクイルの姿も早くみたいです!
あと最後の最後で登場してたスタン・リーは一体何を語っていたのかとても気になります。
謎の宇宙人3人組(ウォッチャー)に熱っぽく語っていたようですが、最後取り残されてしまい大丈夫だったんでしょうか(笑)
シルヴェスター・スタローンたちラヴェジャーズも再結成していましたが、そっちもめちゃくちゃ気になります。
もうラヴェジャーズだけでスピンオフ作れるんじゃないでしょうか?
むしろぜひ作って欲しいです。
クイルがヨンドゥの形見に貰った音楽プレーヤーも300曲入るスグレモノだったみたいですが
300曲って・・・、iPodより容量少ないじゃん・・・・。
愛の物語
私はこの映画を愛の物語だと感じたと述べました。
それは、ガーディアン・オブ・ギャラクシーの仲間内に芽生えた友愛や家族愛。
クイルとガモーラの恋愛。
ガモーラとネビュラの姉妹愛。
クイルとエゴ、クイルとヨンドゥの間の親子愛。
エゴの偏った博愛。
宇宙の生命を守ろうとするガーディアン・オブ・ギャラクシーたちの生命愛。
この映画はこれらの愛の絆の発露と戦いの物語だったのです。
愛には一つとして同じ形はありません。
みんなそれぞれ違った愛を持っているのです。
ときにはそれが衝突してしまうこともあります。
衝突しながらも我々はどこかで折り合いをつけて生きていくのです。
これはそんな愛の物語。
それでは皆さんまたお会いしましょう!