皆様こんにちは、はまさんすーです
今回ご紹介するのは
『GWに見たい映画TOP5』
です!
どこもかしこも混んでいるGW、どこにも出かけずに家でゆっくり過ごしたいあなた!
家でゆっくり過ごのに最適なものといえば映画!
でもどんな映画を見ようかお迷いのあなたにおすすめの映画を紹介したいと思います!
それでは行ってみましょう!
1.「リトル・ミス・サンシャイン」
この映画はGWののどかな1日に見るのに最高の1本となっております。
老若男女問わず、どんな方にもオススメできる素敵な映画です。
アメリカのとある一家が、娘が出場する美少女コンテストのために、会場までオンボロなワーゲンバスに乗って旅に出る珍道中を描いた映画なのですが、そこに現れるドラマや、キャラクターたちが最高に素晴らしいです。
ゲイのおっさんや、ドラッグ中毒なおじいちゃん、また、夢を実現するために沈黙の誓いを立てている兄貴など、強烈なキャラクターがまずあなたを迎えてくれます。
そして引き起こされていく様々なトラブル。
そんなトラブルの嵐に対処するためには力を合わせなければならないと家族みんなは認識し始めます。
家族一人一人に様々な問題が有り、会場へ赴く道中にもあらゆる問題が起こります。
その過程で彼らは困難に立ち向かうために家族一丸となり立ち向かっていくのです。
くすっと笑えるものもあれば、心が締め付けられるようなものまで巻き起こります。
これは、人生の縮図を描いたロードムービーなのです。
悲しい別れもあれば、新しい発見や出会いもあります。
人生はクローズアップすると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である。
というチャップリンの言葉がありますが、この映画はまさに
それを体現している映画と言えるでしょう。
そして何よりこの映画には、愛が溢れているのです。
人間愛、家族愛、親子愛、兄妹愛。
これをハートフルと言わずして何と言うのでしょうか。
心の奥がじんわりと暖かくなり、見ていて自然と笑顔になれる映画なのです。
悲喜こもごも描かれる出来事を、絶妙なバランス感覚を持って重すぎず、軽すぎず表現し、暖かな目線で綴られるこの映画を見終わったら
あなたの心の中にもきっと温かな太陽が顔を覗かせることでしょう。
また、この映画はサウンドトラックも非常に素晴らしく、
私もサントラを買ってしまいました。
※アマゾンでサントラ売り切れてました・・・
2.「ロード・オブ・ザ・リング三部作」
「旅の仲間」「二つの塔」「王の帰還」の三部構成で制作されたこの映画は
GWの時間がある時に一気に見るのがオススメです。
遠い遠い、今よりも遥かに昔、中つ国という世界がありました。
この世界には人間やエルフ族、ドワーフ族やホビット族などの多種多様な種族が暮らしていました。
闇の冥王サウロンはそんな世界を滅ぼすためにひとつの指輪を作りました。
サウロンはその指輪に、自らの邪悪さ、残忍さ、そして生きとし生けるものすべてを支配したいという欲望と強大なパワーをこの指輪に込めたのでした。
サウロンはその強大な力を使い、中つ国を侵略していったのですが、一人の勇者、イシルドゥアがサウロンの指を切り落とし、彼を退けることに成功しました。
しかし、指輪を手にしたイシルドゥアはその魔力に魅入られ破滅してしまうのでした。
そして指輪は歴史の隙間へと入り込み、何処かへと消えてしまう。
そうして長い長い年月が経ちこの物語がおとぎ話へとなった頃、物語は動き出すのです。
第一章の「旅の仲間」では、主人公であるホビット族のフロドが
ひょんなことから指輪を手に入れてしまい、その指輪の破壊のために結集した9人の旅の仲間と出会い、旅立ち、そして過酷な試練に立ち向かっていくまでが描かれています。
第二章の「二つの塔」では、2つの大きな視点に別れます。
人間やエルフなどの連合軍対サウロンの軍勢との大きな戦いの視点と
指輪を破壊するために秘密裏に進むフロドたち一行との視点とです。
そして第三章の「王の帰還」ではついにこの壮大な物語の決着が付くのです。
人類だけでなく中つ国に生きるすべての生命の破滅を賭けた戦いと
過酷を極めるフロドたちの旅の結末は是非その目でお確かめください。
強大な力を前にした人間の弱さや葛藤、そして生命の尊厳の美しさや強さが
圧倒的なスケールで描かれている今作は、珠玉のハイファンタジー映画となってます。
こういったファンタジーものが好きな方は是非、
原作の「指輪物語」もお読みすることをオススメします。
3.「スティング」
スカッとしたいそこのアナタ!そんなあなたにはこの映画がおすすめです。
1973年公開のアメリカ映画なのですが、古い映画と侮ってはいけません。
この映画は今見てもめちゃくちゃオシャレなのです。
舞台は1936年のシカゴ。しがない詐欺師のフッカーは小さな詐欺で日銭を稼ぎ日々を暮らしている若者だった。
そんなある日、彼は相棒とともに大金をだまし取ることに成功する。
しかし、その金はギャングの大事なお金だったのだ。
相棒を失い、命を狙われた彼は、かつての相棒の旧友、ゴンドーフを尋ねるのであった。
この映画はそんなフッカーとゴンドーフがギャングを相手に壮大な詐欺を働く痛快な作品となってます。
この映画の見所は何と言ってもフッカー役を演じるロバート・レッドフォードと、ゴンドーフ役を演じるポール・ニューマンの痺れるくらいの格好良さです。
彼らのセリフや所作がいちいちカッコイイのです。
また、彼らの仕掛ける詐欺の巧妙さや、壮大さが素晴らしいです。
騙す相手はギャングだけに留まらず、警察やFBIにまで及び、そして最終的には観客である私たちまでも彼らに騙されること請け合いです。
こういう映画の多くは1周目は楽しめるのですが、トリックを知ってしまうと2周目を見るのが途端につまらなくなるといった作品が多いのですが、
この映画は何度見てもハラハラしますし、騙されます。
果てには見るたびにかっこよさが増して行く気さえします。
派手なアクションがなくてもスタイリッシュでカッコイイものは作れる、古き良き時代の古き良き映画、そんな映画となっております。
スカッとしたい方、格好良いとは何か知りたい方は是非この映画をどうぞ。
4.「秒速5センチメートル」
「君の名は」で一躍業界の寵児となった新海誠監督ですが、業界での評価を確固たるものにしたのがこの作品「秒速5センチメートル」です。
物語は1990年代の東京から始まります。
小学校に通う遠野貴樹と篠原明里はお互いに憎からず思っており、クラスメイトにからかわれたりしながらも、周囲から見れば微笑ましい、二人にすれば大切な日々を過ごしていたのでした。
明里の栃木への転校をきっかけに疎遠になってしまうのだが、中学への進学を機に二人は文通を始める。
しかし、今度は貴樹の鹿児島への転校が決まってしまう。
幼い二人にとって鹿児島は遥か彼方の地。
もう二度と会えなくなってしまうかもしれない。そう考えた貴樹は電車に乗って明里へと会いに行くのです。
この旅路で貴樹は何を思い、何を得たのだろうか。
そして物語は貴樹の高校時代や、社会人となった後の姿が描かれていく。
この映画はそんな貴樹や明里、そして貴樹を取り巻く人の思慕や懊悩が叙情的に描写されている作品となってます。
非常に正確に写実的に描かれた背景美術とは対比するように貴樹の心の奥底が詩的に吐露される様は私達の心の琴線に触れてきます。
誰しも皆、初恋というものを経験するでしょう。
その甘酸っぱい思い出を抱えたまま成長していってしまった一人の男の姿はまるで現代の純文学のようでさえあります。
背景が正確に描写されればされるほどそれは現実味を失っていき、その世界で動き回るアニメ調のキャラクターが浮いて見えるようです。
アニメーションとは誇張の芸術です。通常、製作者の視線は被写体へとフォーカスされ、その際に余計なものは削ぎ落とされていきます。
この作品では逆説的に背景がリアリティを持って描写されることによって現実は誇張され逆に現実味を失っていくのです。
そして現実味を失った背景の代わりにリアリティを持って浮き出てくるものが、登場人物たちの心情なのです。
そんな真に迫ってくるように感じられる彼らの心の機微が私たちの心の奥底に眠っている、
あえて触れないようにしてきた柔らかな部分を刺激してくるのです。
心に何かポッカリ穴が空いたような気がする、そんな日にはこの作品を見ましょう。
その穴を埋めてくれはしませんが、その穴が何の穴かを教えてくれるかもしれません。
5.「トゥルーライズ」
御託はどうでもいい!とにかく面白い映画を見せろという方にはこの映画!
主演はアーノルド・シュワルツェネッガー!
監督はジェームズ・キャメロン!
この二人が組んで面白くないわけがない!
最高のアクション映画となってます。
アーノルド・シュワルツェネッガー演じるハリー・タスカーはロサンゼルスで家族と暮らすコンピュータ会社の普通のセールスマン。
だが、彼の本当の姿は凄腕のスパイだったのだ!
家族にそれを隠しながら任務を遂行する彼には国家スパイとして、そして一家の大黒柱として重大な任務が待ち受けているのであった。
この映画には面白い映画の要素すべてが入っております。
笑いあり、ラブロマンスあり、アクションあり、全部入りとなっております。
もはや何も言うことはありません。
何も考えずただ見る、そしてただ面白いと思う。
最高じゃないか。
GWに外で遊び疲れた時、残り少なくなった休日を嘆く時、
そんな時にはこの映画を見ましょう。
以上でランキングは終わります。
皆様、良い黄金週間を。
PS,料理の「さしすせそ」
映画の過去記事も合わせてどうぞ!
『ミスト』
『シェイプ・オブ・ウォーター』
邦題『新感染 ファイナルエクスプレス』原題『釜山行き』