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今日は残りの人生の最初の日 『ハッピー・デス・デイ』 (原題:Happy Death Day)

この記事の画像引用サイト:映画.com
いつもありがとうございます

皆様こんにちは、はまさんすーです
今回ご紹介するのは

ハッピー・デス・デイ 』です!

私は好き度
オススメ度
ぶっ殺してやる度
(星5つ満点)

死の運命に抗え!

自分を殺すベビーマスクの謎を明かさねば明日は来ない!

「ゲット・アウト」や「スプリット」など新感覚ホラーを立て続けにヒットさせている
制作会社ブラムハウスが手掛けた地獄のタイムループホラー「ハッピー・デス・デイ」がやってきた!

本作はアメリカで2017年に公開されたホラー映画です。
監督に「パラノーマル・アクティビティ」シリーズを手掛けたクリストファー・B・ランドン。
主演は「ラ・ラ・ランド」のジェシカ・ローテ。

絵に書いたような尻軽女の女子大生が誕生日の日に巻き込まれた凄惨な殺人事件に真っ向から立ち向かう姿を描いた傑作ホラーです。

ハッピー・デス・デイの作品情報

公開日

2019年6月28日

上映時間

96分

スタッフ・キャスト

監督

クリストファー・B・ランドン

脚本

スコット・ロブデル

製作

ジェイソン・ブラム

出演者

ジェシカ・ローテ
イズラエル・ブルサード
ルビー・モディーン
レイチェル・マシューズ

公式サイト

https://www.universalpictures.jp/micro/happydeathday

VOD可能サイト

 

ハッピー・デス・デイのあらすじ

9月18日月曜日、ツリーは同じ学生寮に住むカーターの部屋で目を覚ます。

この日はツリーの誕生日であったが昨夜の飲み過ぎのせいでツリーの体調と期限は優れない様子だった。

周囲の喧騒や男友達のちょっかいを無視しながら、彼女は自分の寮の部屋に帰る。

ルームメイトのロリに朝帰りを咎められながらも彼女から誕生日ケーキをもらう。

ツリーはそれをゴミ箱に捨て、大学の授業へと向かうのだった。

意識高い系のかったるいミーティングで服を汚されたりしたあと、既婚者のグレゴリー教授との不倫関係を楽しむツリー。

その夜、ツリーはパーティへと向かうのだがその途中のトンネルに奇妙なオルゴールがあるのを見つける。

そのオルゴールから流れるハッピーバースデイの曲を聞きながら笑えない悪戯は止めてと叫ぶツリーだったが、周囲の暗闇から返事はなかった。

オルゴールを確かめようと近づくツリーの後ろに不気味なお面をかぶった人間が近づいてくる。
その手にナイフを握りながら。

それに気づいたツリーは助けを叫びながら逃げ惑うのだったが、その甲斐もなくナイフで惨殺されてしまう。

殺されるその瞬間、ツリーはベッドで飛び起きる。

そのベッドは殺されたその日の朝、ツリーが目覚めた場所と同じカーターの部屋のベッドであった。

携帯電話の日付を確認してみると、日付は9月18日月曜日。
ツリーが殺されたはずの日付であった。

ここからツリーの絶望の死のループが幕を開けるのだった──。

ハッピー・デス・デイのみどころ

ツリーが自分を殺した真犯人に徐々に迫っていくのが非常に面白いです!

犯人を見つけられず、殺されてしまえばゲームオーバー。
その日の朝からやり直し。

次第に行動が大胆になっていくツリーがどんどん好きになります。

最初は典型的なビッチで、ホラーで殺される女の見本みたいな印象で好きになれないんですが、
彼女がどんどん自分と向き合い成長していくさまが見事に描かれているんですよね。

だからいつの間にか、どんどん謎に迫り生き延びようとするツリーのことを手に汗握りながら応援している自分がいるのです。

その犯人への迫り方も普通のサスペンスやミステリーとは違い、この映画の設定を活かした力技なのも素晴らしいです。

オチも一捻り加えてあって満足感が非常に高いです。

恋人同士で見るホラーにうってつけの一作と言えます!

ハッピー・デス・デイのネタバレ感想

好きな所

この映画は、出てくる伏線や謎が全てキレイに回収されるのがラストにめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。

タダの賑やかしに思えた脇役や出来事がすべてうまく絡み合ってラストに有効活用されるのにはカタルシスがあります。

私が好きなキャラは2回めのループの時にパーティーでツリーに殴られた男です。

ツリーを部屋に誘い込んで音楽にノリノリで踊ってたら、電話に気を取られたツリーの後ろでベビーマスクにナイフで滅多刺しにされてて殺されてるのが憐れすぎて笑っちゃいます。

一番好きなツリーの死に様は、犯人を見つけるために迷彩に身を包み、容疑者を張り込んでいたら噴水に落とされて殺されるところです。

終盤でカーターを助けるために時計塔から首吊ダイヴをするのも男らしくて好きです。

カーターもいいやつなんですよねえ。
唯一ツリーの身の上を信じてくれて、アドバイスもしてくれるんですから、ツリーでなくても惚れてしまいます。

そんなカーターにどうせ死ぬからと放屁をかますツリーは最高ですよね。

あとどうせ死ぬからってストリーキングをするツリーの精神力には感服です。

私はループものを打開する展開が大好きなんですよね。

運命に勝ったッ!っていう感じがして、大いなる力に抗う姿勢に非常に胸がときめくのです。

自分がループに巻き込まれるのは絶対にゴメンですけどね・・・。

気になった所

殺されるたびに体が弱る設定はどこに行ったのでしょうか?(笑)

途中あれだけ弱っていたツリーが、そこからめちゃくちゃ元気に犯人と戦って生き残るんですが、
ツリーはサイヤ人みたいに死にかけてから回復するたびに強くなる体の持ち主だったのでしょうか?

まぁ、殺人鬼にあれだけ抗える精神力の持ち主なら、そんな設定に打ち勝っても不思議はないですよね。

あと、なぜループし始めたかの大前提の謎には言及がなかったのは気になりました。

それはそういうものだと何故か受け入れてしまいましたけど(笑)

今日は何の日?

当初、この映画のラストはバッドエンドだったのらしいですが、全部解決ハッピーエンドで終わってくれて本当に良かったです。

ホラーは最後の最後まで何が起こるかわかりませんから、ツリーにめちゃくちゃ感情移入していた私は本当に最後まで手に汗握りました(笑)

続編の「ハッピー・デス・デイ2U」もありますので。これを気に入った人は是非そちらも観てみましょう!

 

ちなみに「今日という日は残りの人生の最初の日」という言葉は、60年代のアメリカで流行した格言で、
元は薬物中毒患者救済機関の施設“シナノン”の設立者であるチャールズ・ディードリッヒの言葉らしいです。

「アメリカン・ビューティー」という映画のセリフでも引用されたのが印象的でした。

でも、今日という日が人生の最後の一日かもしれないですよね?

今日という日を、スタートの日と考えるか、ラストの日と考えるか・・・。

人生の日々の過ごし方はあなた次第です。

あなたは今日という日をどう過ごしますか?

それでは皆さんまたお会いしましょう!