皆様こんにちは、はまさんすーです
今回ご紹介するのは
『メリーに首ったけ』です
私は好き度:
オススメ度:
首ったけ度:
(星5つ満点)
はまさんすーから一言
「本当の恋っていうのはこういうのものだ!」
「メリーに首ったけ」は1998年に作られたアメリカのラブコメ映画です。
監督はファレリー兄弟という「ジム・キャリーはMr.ダマー」や「愛しのローズマリー」で
ロマンティックコメディの名手として有名となった映画監督兄弟で、
兄のピーター・ファレリーは2018年に「グリーンブック」を監督し、アカデミー賞作品賞を取りました。
主演を今では大物女優のキャメロン・ディアスが務めており、本作はキャメロン・ディアスの出世作にもなりました。
同じく主演のベン・スティラーもこの映画で一躍脚光を浴び、その後コメディ映画界の王様になっていったのです。
内容はお下劣な要素もあるラブコメとなっており、キャメロン・ディアス演じるメリーを巡って
ベン・スティラー演じるテッドを含めて複数の男たちがすったもんだを起こしていく内容となっております。
メリーに首ったけあらすじ
1985年、アメリカのロードアイランド。
歯に矯正器具をつけた冴えない高校生のテッド(ベン・スティラー)は学園1のアイドル、メリー(キャメロン・ディアス)にメロメロ。
美人で明るいメリーは男子たちの憧れの的で、彼女が高校の卒業パーティーのダンスのお相手に誰を選ぶのかでみんなソワソワ。
テッドはある時、知的障害を持つ男の子がいじめられている場面に出くわします。
人がいいテッドはその少年ウォーレンを救うのですが、なんとその男の子はメリーの弟だったのです。
そのおかげでテッドはメリーからパーティーのダンス相手に誘われるのです。
パーティー当日、めちゃくちゃ気合を入れてめかしこんだテッドはメリーを迎えに行きます。
ところが、トイレで用を足してる最中、偶然メリーのお着替えを目撃してしまった彼は
慌ててジッパーを引き上げたせいで、大切な自身の股間のイチモツを挟んでしまうのです!
あたりに響き渡るテッドの悲鳴。
メリーの目の前で股間が悲惨なことになった状態で救急車に運ばれていくテッド。
彼は一世一代の最高のチャンスを最悪な形でふいにしてしまうのでした。
そして時は流れ13年後、テッドは精神科医にその日の悪夢の出来事を語っていました。
小説家志望で出版社に勤めているテッドは今もまだメリーのことを思い続けているのでした。
それを不憫に思った友人のドムは今からでもメリーを探してこいと彼を焚き付けます。
ドムは探偵として保険調査員のヒーリーという男をテッドに紹介します。
見るからに胡散臭いヒーリーでしたが、すぐにマイアミでメリーを発見します。
しかし、昔以上に美女になっていたメリーにヒーリーは一発で恋に落ちてしまうのでした。
テッドの恋敵と化してしまったヒーリーは、テッドにメリーは120キロもあるデブで、
外反母趾のために車椅子生活して、しかも種違いの4人の子持ちだ。
というとんでもない嘘情報を教えてテッドに手を引かせようとします。
ここから男たちによるメリー争奪戦が始まるのでした。
テッドの恋の行方やいかに!
乞うご期待!
メリーに首ったけの見所!
本作はお下劣な内容にもかかわらずスマッシュヒットを記録したコメディ映画ですので、
やはり外せないのがシモネタ系のコメディシーンです!
中でも有名なのが、テッドがオ○ニーをしていて、その精液が耳にかかってしまう場面ですね。
メリーがそれをヘアジェルと勘違いして自分の髪の毛に付けてしまうというシーンはこの映画のハイライトの一つです(笑)
キャメロン・ディアスの美貌も目が離せません!
この映画ではちょっと天然系の美女を演じているのですが、あんな美人ならどんなオッチョコチョイも許せてしまいますね。
同居人の飼っている犬の凶暴さも半端ないのですが、彼女がかわいがってる犬ということで邪険にできないのが厄介なところです(笑)
その飼い犬とテッドとのやりとりも最高です。
ここからネタバレ注意!!
テッドに嘘の報告をしたヒーリーは尾行や盗聴を駆使してメリーに急接近します。
メリーが障害者たちのお世話をしていると知れば彼女に「ぼくはアホどもの世話が生きがいだ」と言ったりして
善人(?)ぶって取り入ろうとします。
趣味や人生観が一緒のヒーリーにメリーもまんざらではない感じになってしまいます。
一方、それでもメリーへの思いが捨てきれないテッドは直接自分の目で確かめるためにマイアミへと向かいます。
その道中でヒッチハイカーの連続殺人鬼と出くわしたり、ブタ箱に入れられたりもしながらもなんとかマイアミへ着いたテッド。
駆けつけたドムと一緒にメリーの元へ向かい、メリーが更に美しくなっていることに浮かれます。
偶然を装いメリーとの再会を果たすテッドは、ナニの心配をされながらもなんとか彼女との距離を縮めることに成功します。
ヒーリーはメリーに嘘を重ね続け、自分は建築家だと自称し始めます。
それを聞いたメリーの友人のタッカーは、メリーにヒーリーは実は殺人鬼なのだと教えます。
実はこのタッカーもメリーに首ったけの男の一人で、ライバルを減らすために嘘を言いまくっていた人間なのでした。
テッドは順調(?)にメリーとデートを重ねます。
そこでメリーには実は結婚の直前まで行った彼氏がいたことが判明します。
その元カレ・ブレットはメリーの弟のウォーレンの悪口を言ったせいで破局してしまっていたそうです。
精液ヘアジェルと勘違い事件などもありながらも仲を深める二人。
しかし、ヒーリーが実はテッドが雇った探偵だということがメリーにバレてしまいます。
私をスパイしてたのかと詰め寄るメリーに、テッドは君が好きだからと弁明するのですが、
受け入れられず、テッドはメリーの元を去ります。
その後、テッドはブレットの言った悪口が実はタッカーの言ったでまかせだったということを知ります。
メリーの幸せを願うテッドは、真に彼女にふさわしい男性はブレットだと思い、
ブレットをメリーの元へ連れて行くことにするのでした。
そして突然メリーのもとにドムが現れ、彼女は悲鳴を上げます。
悲鳴を聞きつけやってくるヒーリーとタッカー。
こうしてメリーの家には彼女に首ったけの男たち5人(テッド、ブレット、ヒーリー、タッカー、ドム)が大集合することになったのです。
テッドはそこで彼女に一番ふさわしいのはブレットだとして、彼とメリーの仲を取り持ち、
涙ながらに彼女の元を去っていきます。
と、去っていくテッドを追いかける影が。
なんとそれはメリーでした。
テッドの真摯な態度に心打たれ、彼との日々を思い返した彼女はテッドを選ぶことを決めたのです!
13年越しの恋を実らせたテッドと、そんな彼に惹かれたメリーの二人はキスをして物語は幕を閉じるのでした。
メリーに首ったけの感想!
映画のエンディングは必見ですね!
THE FOUNDATIONSの「Built Me Up Buttercup」という曲が流れる中、みんなが踊っているのですが、
こんなに多幸感を感じるエンディングは中々ないですね!
メリーの元カレ役としてブレットが出てくるのですが、この人は実はブレット・ファーブという本当のスタープロアメフト選手だそうです。
本人役で映画に出ていたそうなのですが、私はアメフトには明るくないので全然わかりませんでした(笑)
ラストでテッドがメリーになぜ自分を選んだか聞くのですが、そのメリーの答えが「だって私49ersのファンなの」でした。
これは49ersとはアメフトのチーム名で、元カレのブレットは49ersの選手ではないのです。
ファンじゃないチームの選手だから選ばなかったという理由なのですが、鑑賞当時はよくわかりませんでした(笑)
テッドの優しさに惹かれて彼を選んだメリーは、その言い訳としてとっさにこの取って付けた言い訳をしたってことですね。
そのくらい恋に理由はないってことですね。
こういうオシャレな言い回しができる人間になりたいものですねえ(笑)
みなさんも首ったけになるのはいいですが、ストーカーにはならないように気をつけましょう!
それではみなさんまたお会いしましょう!