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  最強を超えろ! 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』感想&レビュー

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皆様こんにちは、はまさんすーです

今回ご紹介するのは

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』です!

 

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(星5つ満点)

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」は2019年12月に日本で公開されたアニメ映画です。

週刊少年ジャンプで連載されている堀越耕平原作のマンガ及び放映中のアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版第2作に当たります。

前作である劇場版第一作「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE~2人の英雄~」についてはこの記事をどうぞ。

きっと誰もが、誰かのヒーロー 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』 感想&レビュー皆様こんにちは、はまさんすーです 今回ご紹介するのは 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~二人の英雄~』です! ...

制作はお馴染みのボンズ。そして監督は長崎健司、脚本は黒田洋介とTVアニメ版のスタッフが揃っております。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング作品情報

 

公開日

2019年12月20日

製作国

日本

上映時間

104分

スタッフ・キャスト

監督

長崎健司

脚本

黒田洋介

原作

堀越耕平

出演者

山下大輝

三宅健太

梶裕貴

佐倉綾音

岡本信彦

石川界人

諏訪部順一

井上芳雄

主題歌

sumika「ハイヤーグラウンド」

 

公式サイト

ヒロアカ公式サイト

VOD可能サイト

AmazonPrime

なし

Hulu

なし

 

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジングあらすじ

夜の峠道を爆走する謎の運搬車。

その中にはヴィラン連合の面々が揃っており、謎の積荷を運んでいるようだった。

そしてその運搬車に追いすがるロックロックなどのヒーローたち。

なんとかヒーローたちの車を振り切ろうとするヴィラン連合だったが、その先にはエンデバーが待ち受けていた。

エンデバーの業火に焼かれ、運搬車は崖下に落下していってしまう。

転落した運搬車を調べるヒーローたちであったが、ヴィラン連合も逃げ、謎の積荷も行方知れずとなってしまった。

ヴィラン連合の秘密基地では死柄木がドクターに謎の積み荷の正体について尋ねるのだが知らないほうがいいと煙に巻かれてしまう。

そして、山の中腹では謎の4人組の一団が集結を果たしているのだった。

どうやらそのリーダー格の男が例の「積荷」の正体だったようだ。

数日後、緑谷出久たち雄英高校1-A組の生徒たちは日本の南の島、那歩島(なぶとう)で次世代ヒーロー育成のための実地研修に従事していた。

島に駐在していたヒーローが引退してしまったため、次のヒーローの引き継ぎまでの間

彼ら雄英高校1-Aの生徒たちのみで研修がてら島の治安維持活動をしてもらうことになったのである。

といっても、内容は島の人達の日々の生活のお手伝いや海水浴客の救助など、便利屋みたいな地味な活動であった。

平和そのものな島でのヒーロー活動を通し、島民たちとの交流を深める生徒たち。

ある時、出久は迷子の弟の活真(かつま)を探してほしいとの依頼を受ける。

無事弟を保護した出久だったが、近くで隠れていたその子の姉の真幌(まほろ)に来るのが遅いとダメ出しを受けてしまう。

真幌はヒーローに憧れる弟の目を覚まさせようとヒーローの実力を試していたのだった。

その夜、詰め所で当直していた爆豪のもとにヴィランが来襲したとの通報がもたらされる。

居合わせた出久とともにヴィランのもとに向かうと、そこに怪獣が現れる。

爆豪は即座にそれを幻影だと看破すると、隠れていた活真と真幌を見つける。

怪獣の幻影は真幌の個性によるものだったのだ。

彼らにブチ切れる爆豪をなだめ、話を聞くと、真幌は活真にヒーローの無様な姿を見せヒーローへの憧れを無くさせようとしていたのだった。

次の日、出久は彼ら姉弟の家庭環境をご近所さんから伺う。

彼らは母を早くに亡くし、本土に出稼ぎへ行ってる父親がおり、二人暮らししているとのことであった。

真幌は活真のことを思い、危険なヒーローになることに反対してあのような行為をしているのだ。

謝罪に来た活真に、誰だってヒーローになることはできると励ます出久とそれを影で聞く爆豪。

その頃、本土では個性を何者かに奪われるという事件が起こっていた。

その事件の首謀者である件の4人組の謎の集団がある街で大規模なテロ行為を行っていた。

リーダー格であるナインと呼ばれる男はある能力を探しているのだった。

その街でナインはお目当ての能力を持つ男を見つけ、彼からそれを奪う。

その能力を奪い去った後、ナインはその力がまだ不足していることを知る。

同じ能力を再び奪わなければ彼の望みは叶わないのだ。

そこで彼らが目をつけたのはその能力の持ち主の男の息子だった。

その息子とは、那歩島に住む活真のことであった・・・。

こうして、1年A組の史上最大の戦いが幕を開けようとしていた。

 

 

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジングみどころ

この映画の見所はなんと言ってもアクションシーンでの作画です!

クライマックスではもうやりたい放題で何が起こっているのか付いていくのに精一杯になります(笑)

映画の序盤から激しいカーチェイス等があるのですが、最後のバトルではもうえらいことになってます。

爆発エフェクトの雨嵐で、エフェクト好きにはたまらない映画になっていることでしょう。

前作と大きく違う点は、前作は出久とオールマイトが中心となって動いていましたが

本作は1年A組のほぼ全員に見せ場があるという点です。

特に爆豪は主役の一人と言ってもいいレベルで活躍するので爆豪好きは必見の映画です。

しかも!本作は噂では原作者の堀越先生が考えてた最終回のアイデアの一つをラストで実現したそうです!

つまり、この作品はある意味でヒロアカの最終回の一つと言ってもいいのではないでしょうか。

私自身も本作を見てるとき、こんな事やっちゃっていいの!?とかなーりびっくりしました!

熱心な原作ファンほど今作に対する意見は分かれるのではないでしょうか。

本作の時系列も結構思い切ったなと言う箇所の一つです。

なんと映画放映開始時点では、この映画の時系列は放送当時のアニメよりも未来の事件が描かれているのです。

漫画版未読で放映開始直後に見に行った人たちはアニメではまだ出てきていないキャラや設定があったりと混乱したのではないでしょうか。

私は原作も読んでいましたので映画を見たときはここまで描くの?と正直驚きました。

また、大ボスのナインの声を担当している声優も豪華です。

ナイン役にはなんと俳優の井上芳雄氏を起用し、見事にその役を全うされております。

主題歌のsumikaの「ハイヤーグラウンド」も熱くなれるいい曲です。

 

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジングネタバレ感想

好きな所

いやーぶったまげましたね(笑)

超絶作画はもちろんなんですが、え!こんな話やっちゃっていいの!?の連続でめちゃくちゃびっくりしました。

でも面白かったからいいんです!映画だからいいんです!

アニメ映画の難しいところは時系列を合わせなきゃいけないとか、能力をインフレさせすぎたら辻褄が合わなくなるとか

色々あると思うんですが、僕はここまではっちゃけてやってくれたほうがいいと思いました。

クライマックスなんか見てるときマジでこれ最終回だと思いましたもん。

そのくらいやってくれたほうが見た後の爽快感が断然違いますからね。

もし、なんか難癖つけられたらパラレルワールドだからいいんだよ!と言っちゃえばいいですよね(笑)

出久がデコピン砲使ったり、ホークスが出てきたりと、アニメ本編のネタバレ前回なのも思い切りいいですよね。

出久、爆豪以外の1年A組の子たちも大活躍するのも熱いです。

特に轟たちが戦ったキメラとか普通に大ボスレベルの強さですよね(笑)

巨大化して口からビーム吐きまくるとか怪獣そのものでどうやって倒すんだよこれレベルでした。

気になった所

惜しむらくは砂藤力道くんの活躍が少ないところです。

原作でもアニメでもお菓子作り以外でいまいち影が薄くなりがちな砂藤力道くんには映画で大活躍してほしかった・・・。

まぁ、口田甲司くんとともに渋い活躍はしてるんですがね。

おちゃらけ役の瀬呂くんとかも熱いところが見られてよかったです。

各個人の活躍については語っても語っても尽きなくなってしまうのでこのへんで(笑)

さいごに

放映中のアニメの映画化はこのくらいはっちゃけてもいいんだよというメッセージを私は受け取りました。

だからこれからのアニメ映画も作劇のためにいろいろな設定を放り投げてでもめちゃくちゃすごい映画を作っていってほしいです。

最後に、私の好きなゲーム「ワイルドアームズ2」よりセリフを引用したいと思います。

【誰かが「英雄」になるのなら 誰もが「英雄」になれる】

画像引用サイト:プレシステーション.com

 

それではみなさんまたお会いしましょう!