映画

『シュガー・ラッシュ』

皆様こんにちは、はまさんすーです

今回ご紹介するのは

『シュガー・ラッシュ』です


「シュガー・ラッシュ」は2012年に公開されたディズニーのCGアニメーション映画です。

監督はシンプソンズのTVシリーズなどで有名なリッチ・ムーア監督で、

製作総指揮にはトイ・ストーリーシリーズなどを手がけた

ピクサーの重鎮、ジョン・ラセターが就いています。

2012年のアカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされるなど、大きく評価されました。

ゲームの世界での騒動を描いた作品で、日本でもおなじみのゲームキャラクターが出てくるなどで有名となり、

続編の「シュガー・ラッシュ:オンライン」が2018年の12月に公開されました。

この記事の目次(タップして読みたいところへ)

あらすじ

2012年、アメリカのとあるゲームセンター。

営業時間中はプログラムに従ってお客を楽しませているゲームキャラクターたちは、

営業が終わった後、ゲーム世界をつなぐ駅「ゲームセントラルステーション」を通って

他のゲームキャラクターたちと交流を図っていたのです。

そんなゲーム機の中に「フィックス・イット・フェリックス」という古いゲーム機がありました。


30年前から稼働しているそのゲームは、「ラルフ」という悪役が壊したビルを

プレイヤーが「フェリックス」を操作して直していく、

というアーケードゲームでした。

そのゲームで悪役を演じる「ラルフ」には悩みがありました。


本当は他のキャラクターたちと仲良くしたいのに、嫌われ役をやらなくてはならない自分に嫌気が差していたのです。

彼はそんな状況を解決するために、これまでは行く気のなかった色んなゲームの悪役が集まって

それぞれの悩みを告白するというグループセラピーにも参加してみたりするのですが、

満足のいく答えは得られませんでした。


自宅に戻ったラルフは、フェリックスたちの住むマンションの最上階で、

このゲームの稼働30周年を祝うパーティーが開かれていることに気づきます。

もちろん悪役のラルフは招待されていませんでした。

自分もこのゲームの一員だと乗り込んでみたのですが、全く歓迎されませんでした。

怒ったラルフは、俺だってヒーローになれることを証明してやると宣言し、

ヒーローの証であるヒーローメダルを手に入れることができたらこの最上階に住まわせるという賭けを行います。

FPSゲームの世界「ヒーローズ・デューティー」の中に潜り込んだラルフは、

無理やりラストステージまで行き、ヒーローメダルをゲットします。


しかし、その際にこのゲームの敵キャラのサイ・バグの卵を踏み潰して孵化させてしまいます。

サイ・バグたちに追われ、ロケットに乗ったラルフは別のゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へと飛んでいってしまいます。

その頃、フィックス・イット・フェリックスの世界では、悪役のラルフがいなくなってしまったことで

プレイヤーたちがこのゲームを進めなくなってしまっていました。

ゲームセンターのお客にその事が指摘され、フィックスイットフェリックスのゲーム機には「故障中」の札が貼られ、

このままでは明日には機体が撤去されてしまいます。

それを知ったフェリックスたちは大慌てでラルフが向かったとされる「ヒーローズ・デューティー」の世界へ行きます。


そこでカルホーン軍曹という女性キャラと出会った彼らは、ラルフはサイ・バグたちを引き連れて

「シュガー・ラッシュ」の世界へ行ったようだと知ります。

サイ・バグたちはあらゆる物を食い荒らす危険な生物で、このままではシュガー・ラッシュの世界も危険だというのです。

フェリックスとカルホーン軍曹たちは共にシュガー・ラッシュの世界へと向かうことになりました。

「シュガー・ラッシュ」の世界は、お菓子の国を舞台にしたレースゲームの世界です。


その世界でラルフは一人の少女、ヴァネロペと出会います。

この二人の出会いがゲーム世界を巻き込んだ大騒動を引き起こしていくことになるのです。

このゲームの最初の見どころは悪役お悩み相談会の場面ですね。

ストリートファイターのキャラ、ザンギエフやベガたちがラルフに「役割は大事だ」とか

「悪役のままでいいじゃないか」とか言って説得している姿は、ここでしか見られない彼らの姿ですので必見です。


他にもパックマンのグズタや、マリオシリーズのクッパ、ソニックシリーズのエッグマンなど世界的に有名な悪役ゲームキャラたちが

いっぱい出てくる様は壮観で感慨深いものがありますね。


他にも有名なゲームのオマージュがそこかしこに溢れていて、ゲーム好きにはたまらない映画になっています。

「フィックス・イット・フェリックス」はレッキングクルーやドンキーコングのようなゲームですし、


「ヒーローズ・デューティー」は名前からしてモロ「コール・オブ・デューティ」です。


「シュガー・ラッシュ」の世界なんかはまんまマリオカートに出てきそうなゲームです。


懐かしのコナミコマンドが出てくる場面もありますので、ぜひ探してみてください。

ちなみに、AKB48が公式にこの映画の挿入歌の一つを歌っており、

秋元康氏がスクリレックスなどと連名で音楽賞を受賞していたりしてます。

あとヒロインのヴァネロペがめっちゃかわいいです。


ヴァネロペはいつも不機嫌そうな女の子なんですが、不機嫌な感じの子供ってかわいいですよね。

彼女が減らず口を叩いてる様子を見て、きっとみんな笑顔になること間違いなしです。

ここからネタバレ注意!

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ラルフはヴァネロペにメダルを横取りされ、勝手にシュガー・ラッシュのレースの参加料に使われてしまいます。

とっても怒るラルフでしたが、ヴァネロペもプログラムの欠陥のせいでこの世界で嫌われているという事情を知り、

彼女に渋々ながらも協力することにします。

いよいよレースに参加しようとなった時、ヴァネロペがいない隙にラルフのもとに

「シュガー・ラッシュ」の王、キャンディ大王がやってきます。


キャンディ大王はラルフにヴァネロペが冷遇されている本当の理由を話し、彼女を守るためだったのだと言います。

それを真に受けたラルフはヴァネロペのためを思い、レースマシンを壊してしまうのです。

大王からお詫びにヒーローメダルを受け取ったラルフ。

ヒーローメダルを持ち、マシンを壊したラルフを見てヴァネロペは裏切られたと嘆き悲しみます。

ラルフは罪悪感を感じながらも自分のゲームの世界へと帰っていきます。

一方、ラルフを探しに来たカルホーン軍曹とフェリックスは互いに惹かれ合っていきます。

しかし、カルホーン軍曹の過去のトラウマが発症し、彼らは離れ離れになってしまいます。

一人になってしまったフェリックスはキャンディ大王の城に囚われ、牢屋に閉じ込められます。

ラルフが戻ったシュガー・ラッシュの世界は、共演者がみんないなくなってしまっていました。

みんなゲームが消滅する前に避難してしまっていたのです。

念願の最上階の部屋を手に入れたラルフでしたが、罪悪感が拭えません。

彼は価値のなくなったヒーローメダルをゲーム機の画面の外側へ投げ捨てます。

その時、画面の外の世界が彼の目に映ります。

そこにはシュガーラッシュのゲーム機がありました。

そしてその側面には大きくヴァネロペの姿が描かれています。

不具合で隠されているはずのヴァネロペがなぜ大きく描かれているのか疑問に持ったラルフは再びシュガーラッシュの世界へと向かいます。

そこでラルフはシュガーラッシュの中で起きている真実を知るのです。

キャンディ大王が言っていたことはすべて嘘で、ヴァネロペはこのゲームの主人公の一人だったのです。

キャンディ大王の陰謀によって彼女のデータが抜き取られ、ゲーム世界の住人の記憶から彼女が抹消されていたのです。

ヴァネロペがレースにゴールしてしまうとこの世界は元通りになってしまい、

大王は失脚してしまうのでキャンディ大王はヴァネロペを締め出していたのでした。

キャンディ大王の不正を暴いたラルフはフェリックスを救い出し、彼の能力でヴァネロペのレースマシンを修理します。

同じように大王に捕まっていたヴァネロペもラルフは救い出し、真相を話し和解します。

レースへと向かったヴァネロペでしたが、その裏でカルホーン軍曹がサイ・バグたちが大繁殖していることを見つけます。

ヴァネロペの妨害をするキャンディ大王でしたが、ついに正体を表します。

彼の正体はかつて撤去されたレースゲームの主人公の「ターボ」だったのです。

ターボは昔、他のゲームを乗っ取ろうと暴れまわり、他のゲームも巻き込んで不具合を起こしていたのです。

ゲーム機もろとも撤去されていたと思われていたのですが、しぶとく生き残り、シュガーラッシュの世界を影で操っていたのです。

ターボの攻撃を退け、ゴールへと向かうヴァネロペでしたがサイ・バグの群れがシュガーラッシュの世界を食い荒らし始めます。

サイ・バグの退治方法を聞いたラルフは、ダイエットコーラ火山にメントス鍾乳石を落として

その噴火でサイ・バグを退治する計画を思いつきます。

(完全にメントスコーラのアレですね(笑))

しかし、そのラルフの前にサイ・バグと融合したターボが現れます。

サイ・バグの力をも取り込み、全てのゲーム世界を支配しようとするターボの攻撃をかわし、

ラルフは火口にメントスを落とすことに成功します。

サイ・バグと共に噴火に巻き込まれて消滅するターボ。

ラルフもまた、その噴火に巻き込まれて消滅してしまうかと思われたその時、

間一髪でヴァネロペが助けに来たのでした。

そしてついにヴァネロペがゴールラインを割るときが来ました。

その瞬間、シュガーラッシュの世界はリセットされ、ターボによって封印されていた住民たちの記憶が蘇ったのでした。

実は、ヴァネロペこそがシュガーラッシュの本当の主人公で、この世界を統べる王女だったのです。

ヴァネロペは王女の位を辞退し、いちレーサーとしてこの世界の住民たちと和解したのでした。

シュガーラッシュの世界で一緒に暮らそうと提案されたラルフでしたが、悪役の務めを果たしに帰るよと、彼らは別れるのでした。


その後、「フィックス・イット・フェリックス」はレトロゲーとして人気が再燃し、

フェリックスとカルホーン軍曹は結婚し、

住民たちに受け入れられたラルフは悪役の仕事にも誇りを持てるようになっていたのでした。

そんなラルフの目線の先には、「シュガー・ラッシュ」のゲーム機でヴァネロペが大人気になっている姿が映るのでした。

―Fin―

最後に

王道の話の流れですが、ゲーム好きでもそうでなくても楽しめること間違い無しの素晴らしい映画です。

入り込むゲーム機の世代の違いによって解像度が違ったり、雰囲気がガラッと変わって表現されるのがとても楽しい作品です。

レトロゲーだからって今やっても面白いものはいっぱいありますし、

今ではわざとレトロ風にしているゲームなんかもいっぱいあります。

レトロゲーに触ったことのない人や若い子たちにとってはそれは初体験のものであり、

新しいと感じることができる部分もあることでしょう。

面白いという本質的な部分が陳腐にならなければ、それはずっと面白いものであり続けるのだと私は思います。

たまには押し入れから昔のゲームを引っ張り出して、電源をつけてみてください。

そこには昔と変わらずあなたを全力で楽しませようとしてくれるキャラたちが待っていますよ。

それではみなさんまたお会いしましょう。