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『ワールドトリガー』(19巻)

皆様こんにちは、はまさんすーです

今回ご紹介するのは

『ワールドトリガー』(19巻)

です

祝・連載復活!

祝・新刊発売!

いやー、長い間待ちました。

待ちに待った「ワールドトリガー」の新刊、19巻がこの度、ついに発売されました。

2017年3月に18巻が発売されて以来、2年近く待った新刊が発売されたのです。

こんなに喜ばしいことはありません。

興奮のあまり、先走ってしまいすいません。

前後しますが、まずは「ワールドトリガー」の概要からご説明したいと思います。

「ワールドトリガー」は2013年から週刊少年ジャンプにて連載され、2018年1月号から

月刊誌であるジャンプSQに移籍し、現在連載中のSFアクション漫画です。

作者の葦原大介氏は以前に、週刊少年ジャンプ誌で、「賢い犬リリエンタール」という漫画を

2009年から2010年まで連載していました。

(この漫画も面白いからおすすめです。)

また、この漫画は2014年に、アニメ化もされ、2016年まで放映されていました。

しかし、作者の葦原先生が2013年末頃から頚椎を痛め、本誌での休載が増えるようになります。

そして、2016年から体調不良により長期休載が決まってしまいます。

2018年11月に復帰するまで、私達ファンはやきもきしながら待っていたのですが、ついに連載再開され、

月刊誌であるジャンプSQに移籍されたのでした。

この記事の目次(タップして読みたいところへ)

原作あらすじ

28万人が住む街、三門市にある日突然「門(ゲート)」と呼ばれるものが現れた。

その門からは「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物たちが現れ、三門市を急襲したのだった。

我々の世界とは異なるテクノロジーを持つ彼らに、人類は為す術もなく蹂躙されようとしていた。

その時、突如現れた謎の一団が近界民を撃退し、未曾有の危機を救ったのである。

彼らは独自に近界民の技術を研究し、トリガーと呼ばれる対近界民用の兵器を用意し、有事に備えていたのだ。

こうして界境防衛機関「ボーダー」が結成され、近界民に対する防衛体制を整えたのだった。

それから4年、三門市にやってきた謎の少年、空閑遊真が、三雲修と出会うところからこの物語は動き出すのだった。

「ワールドトリガー」は話もけっこう複雑だし、キャラもめちゃくちゃ多いしで、

遠慮してしまう人も多いかもしれませんが、ぜひ、単行本でご一読ください。

複雑に絡み合う人間模様、近界民との激しい戦い、そして、ボーダーの中で奮闘する

三雲と空閑たちの活躍から目が離せなくなること請け合いです。

物語は、空閑と三雲の出会いから始まり、彼らを大きく支えることになるボーダー隊員、迅などのボーダーとの邂逅、

重要な鍵を握る人物の一人、雨取千佳との出会い、

そして、迅の所有する特別なトリガー、黒トリガーをめぐる騒動を経て大きく動き始めます。

近界の大国の一つであるアフトクラトルの大規模侵攻が始まってしまうのです。

この大規模侵攻編は傑作ですね。

圧倒的な敵方の戦力と、周到な計画にボーダーたちは苦戦するのですが、三雲たちを含むボーダー隊員たちの奮闘もあり、

大きな犠牲を払いながらも彼らは侵攻部隊を撃退することに成功するのです。

この序盤から中盤にかけてのハラハラ・ドキドキする展開、

そしてクライマックスでのあっと驚くような仕掛け、どれをとっても素晴らしいです。

ぜひ、コミックスで読んでほしいのですが、特に9巻での第79話の展開はめちゃくちゃ興奮しました。

もう、あんなんかっこよすぎますやん?と言う感じで痺れましたね。

この大規模侵攻を乗り切った、三雲、空閑、雨取は同じチームを結成し、ボーダー内でのチームランク戦を戦い抜き、

アフトクラトルへ逆に遠征する部隊入りを目指すようになります。

そして、現在連載中の話へとつながっていくのですが、ちょうど新戦力の加入したランク戦の途中で連載休止となり、

ファンの私達は血の涙を流しながら待っていたのです。

新しい物語を読める喜びを噛み締めながら、みなさん、新刊の19巻を読みましょう!

19巻のあらすじ(ネタバレ注意)

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19巻は三雲たちが所属する玉狛支部でまだ紹介されていなかったメンバーたちの紹介から始まります。

林藤支部長の姪の林藤ゆりと、カナダ人設定の近界出身の技師、ミカエル・クローニンたちです。

名前だけは以前から出ていた彼らですが、ここでやっと初お目見え。

今回は簡単な紹介となった形ですが、これから先どのように活躍していくのかとても期待です。

そして、硬派な男だと思っていたレイジさんが、ゆりさんにホの字というまさかの展開。

個人的にはヒュース加入より衝撃的な展開でした。

そして、玉狛支部の一室を整理したら出てきた1枚の写真。

それは、6年ほど前のまだ黎明期の頃のボーダーの写真でした。

当初からのメンバー、ゆりさんの話では大半のメンバーが戦死してしまったということに三雲は驚きます。

やっぱりワールドトリガーの世界はけっこうハードですよね。

主要メンバーにまだ死没者はいないのですが、世界観的にはいつ出てきてもおかしくないです。

でも、全く陰鬱とさせないのが「ワールドトリガー」の1番素晴らしいところだと私は思います。

バランス感覚が絶妙なんですよね。読みやすい絵柄に、SFな戦争を扱うというハードな設定なのですが、

台詞回しの妙なのか、キャラたちの心情や表情たちのなせる技か、全く悲壮感を感じさせないのです。

これが読んでいて疲れさせないのです。ハラハラ・ドキドキのスリルは与えるけども、心が重くなるような感じにはさせない。

これは、簡単なようでかなり難しいことだと思います。

前作の「賢い犬リリエンタール」の頃からそうでしたが、ポップさを維持しつつ、一本筋の通った、

硬質なお話をうまく展開させていくことが天才的にうまいと私は感じています。

敵方、味方方のキャラ一人一人がちゃんと考えて行動し、無駄なコマが一切ないのですが、

どこか、遊びがあるというか、心の余裕をもたせてくれるのです。

話もとても先が気になる構成になっていますし、戦闘描写も、戦略、戦術が飛び交う普通のバトル漫画とは一線を画す

迫力ある群像バトルが描かれていてとても興味深いものとなっていますが、

私が一番魅了されているのは葦原先生が描く世界観と、その世界の雰囲気なんですよね。

これには、キャラたちや、その世界のデザインから、彼らの言動の描写への類まれなるセンスと、設定や、舞台装置の考案といった

様々な要素が不可欠となっていて、それを体現しているこの作品は、非常に良いものだと私は思います。

長くなりましたが、13巻のお話に戻りまして、遠征部隊入りを目指す三雲隊にとって重要な一戦となる次戦を控え、

面々はライバルたちを含む他の隊員との親交を深めたり、事前の準備を進めたりと、思い思い過ごしていきます。

しかし、ランク戦直前、三雲の胸には一抹の不安が去来していました。

それはなにか言いしれないものでしたが、それを察知した迅が、三雲に揺れるなとアドバイスします。

気を改めて、ランク戦へと向かう一行は、発表された未知のステージに向けて入念に打ち合わせを行います。

思惑入り乱れるランク戦がここに始まったのです。

ステージを選択した来馬隊が、場を支配し、優勢に進めていくのですが、そこに現れたのは玉狛の新戦力、ヒュースでした。

くー、13感もいいところで終わってくれますねえ。

続きが読みたい方はぜひ、ジャンプSQをお読みください。

ちょうどこのお話の次のお話から掲載されていますよ。

13巻も気になるところが大量にありましたねえ。

新キャラで言えば、玉狛支部のクローニンさんは元近界民ということなのですが、

一体どういう経緯で玉狛に来たのかとか、

ゆりさんが語ったボーダーの過去では同盟的な友好国がネイバーフッドにあったとか出てきましたし、謎はまだまだ尽きません。

そして、三雲が抱いた不安の原因とは一体何だったのか、新戦力のヒュースはどのような活躍を見せてくれるのかといったところまで

盛りだくさんの内容となっています。

あと、村上鋼以外の面子がイマイチと思われていた来馬隊がしっかりと活躍しているのも嬉しい展開ですね。

こういったメインキャラ以外の成長もしっかりと描いてくれるところも「ワールドトリガー」の魅力の一つです。

その他、戦力の整った影浦隊も今巻では劣勢を喫しましたが、次巻でどのように活躍するのか、

頭脳派最強キャラとの噂もある東隊長率いる東隊の面々も生き残っており、ランク戦はヒートアップしてきています。

早く14巻出てくれー!

長期休載明けにもかかわらず、閑話的なものも挟まずに、一気に物語を進めてくれた葦原先生には脱帽です。

葦原先生のご健康と息災を祈り、普通に漫画が読めることを感謝しながら次の巻を待ちたいと思います。

それでは皆さんまたお会いしましょう。