映画

『オースティン・パワーズ:デラックス』

皆様こんにちは、はまさんすーです

今回ご紹介するのは

『オースティン・パワーズ:デラックス』です

「オースティン・パワーズ:デラックス」は1999年に制作されたアメリカのコメディ映画です。

「オースティン・パワーズ」シリーズの2作目にあたり、監督は「ミート・ザ・ペアレンツ」や

「銀河ヒッチハイクガイド」で有名なジェイ・ローチ。

主演にはおなじみ、マイク・マイヤーズです。

ちなみにマイク・マイヤーズは「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディたちと対立するレコード会社の社長役として出演しています(笑)

https://dekoi.xsrv.jp/%E3%80%8E%E3%83%9C%E3%83%98%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%87%E3%82%A3%E3%80%8F/

「オースティン・パワーズ」シリーズは随所に007などのパロディ要素がふんだんに盛り込まれ出てくるネタも際どいシモネタばかりのおバカ映画となっています。

前作では1960年代から1990年代へとジャンプする物語でしたが、今作は逆に1990年代から1960年代へとカムバックするストーリーとなっています。

あらすじ


前作でイギリスの諜報員であるオースティンは、宿敵Dr.イーブルを倒すため、

1967年に冷凍睡眠され、1990年代に解凍されたのだった。

激しい戦いの末、彼は見事Dr.イーブルを打倒し地球を救い、Dr.イーブルを宇宙に追放したのだった。

そして、オースティンは前作ヒロインのバネッサと結ばれ、幸せに暮らす・・・はずだった。

1999年、宇宙から謎のカプセルが地球へと向かっていました。

そこには、前作で追放したはずのDr.イーブルが入っていたのです。

その頃オースティンはバネッサとウキウキで新婚旅行へ出かけていました。

そのホテルで衝撃の事実が発覚します。

なんとバネッサは敵が送り込んだロボットだったのです。

秘密がバレてしまったバネッサはオースティンにカミカゼ特攻の自爆攻撃を仕掛けます。

なんとか切り抜けたオースティンは悲しむと思いきや、自分が独身になったことを喜ぶのでした。

アメリカのとあるお悩み相談テレビ番組にDr.イーブルの息子、スコット・イーブルが出演していました。


彼のお悩みは世界征服を企む父との関係とのことでした。

番組からのサプライズで、なんとDr.イーブルとスコットとの感動の対面がセッティングされていました。

ところが、彼らは放送禁止用語連発の口汚い喧嘩を始めてしまうのでした。

その様子は全国放送され、軍部関係者の知るところとなるのでした。


Dr.イーブルはまたもや世界征服計画を企てており、その内容とは、

オースティンからモジョ(オースティンのパワーの源、精力みたいなもの)を奪い無力化し、

月面に基地を作りそこからレーザーで世界中を脅してお金を儲けるというものでした。

Dr.イーブルは息子であるスコットの代わりに自分のクローンを作り可愛がり始めます。

ミニ・ミーと名付けられたDr.イーブルクローンは、八分の一サイズのDr.イーブルそのものでした。


そしてDr.イーブルはオースティンのモジョを奪うためにタイムマシンを開発します。

ミニ・ミーを連れ1969年へとタイムスリップするDr.イーブルたち。

1969年ならば、ちょうどオースティンがまだ冷凍睡眠されている最中なので簡単にモジョを奪えると考えたのです。

Dr.イーブルは手下のファット・バスタードにモジョをオースティンの体から注射器で吸い出してくるように命じます。

国防省に潜入したファット・バスタードは見事、オースティンからモジョを奪うことに成功したのです。

パワーの源であるモジョを奪われてしまったオースティン。

一体彼はどうなってしまうのか、そして世界の命運やいかに!


この作品の特筆すべき所は、なんと言ってもマイク・マイヤーズの1人3役の怪演です

主役であるオースティンはもちろん、宿敵のDr.イーブルとその手下のファット・バスタードも彼が演じているのです。


Dr.イーブルを演じている時の彼のキレッキレの演技はぜひ映画でご覧になっていただきたいところです。

あとこのシリーズは地味にカメオ出演している人たちが豪華なんですよね

今作ではミュージシャンのエルヴィス・コステロなんかがカメオ出演したりしていて驚きです。

次回作では更に豪華で、スティーブン・スピルバーグやトム・クルーズなどなどがカメオ出演していてたまげました。


あとやはり一番の魅力は、お下劣全開のコメディ要素ですね。

「裸の銃を持つ男」シリーズや「超能力学園Z」シリーズなど、アメリカのお下品な作品はどうしてこうも魅力的なんでしょうか。

しかし、こういった映画たちは女子に受けないこと間違いなしですので、オススメ映画を聞かれた時にこれらを答えるのは要注意です。

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ここからネタバレ注意!

その頃、オースティンは1999年のロンドンの自宅にいました。

突然、自分のナニが勃たなくなり、全身からも力が抜けることに気づきます。

彼はすぐに自分のモジョが失われたことに勘付きます。

これはDr.イーブルの仕業に違いないと理解したオースティンは、すぐさま1969年へと向かうことにします。

秘密計画推進所で秘密裏に開発された車型タイムマシンに乗り込み、タイムスリップした彼は、

そこでCIA諜報員のシャグウェルという女性と出会います。(シャグShagとはSEXの隠語)

彼女はオースティンを手助けに来たのでした。


Dr.イーブルの手下を捕らえ、奴らの基地を探ろうとするオースティンたちでしたが、ミニ・ミーの妨害に会い失敗してしまいます。

そこでシャグウェルはファット・バスタードに接近し、彼に発信機を取り付けるため彼と体の関係を持ちます。

ファット・バスタードのケツ穴の中に発信機を仕込んだシャグウェルでしたが、

追跡した結果、パディントン駅のトイレでその発信機が排泄されてしまっていたことを知ります。

追跡は失敗したかに思われましたが、ファット・バスタードの排泄物を分析すると、

「カリブ海のある地域にしか存在しない肉」を検出します。

Dr.イーブルのアジトを突き止めた彼らはそこへ向かうのでした。

一方、モジョを奪ったDr.イーブルは月面レーザー計画を進めます。

月のレーザー基地を「デス・スター」と名付け、

その計画名をレーザー砲の開発者の名前から「アラン・パーソンズ・プロジェクト」と命名します。

Dr.イーブルの息子のスコットは「デス・スター」はスター・ウォーズにあるし、

「アラン・パーソンズ・プロジェクト」は実在のロックバンドの名前だと突っ込むのですが、

Dr.イーブルは聞く耳を持ちません。

Dr.イーブルはホワイトハウスへと電話し、今から12時間後にワシントンを攻撃し、

その後も大都市を次々と破壊するぞと脅します。

そのイメージ映像として「インディペンデンス・デイ」でのホワイトハウス爆破シーンを送りつけます。

1000億ドルを要求したDr.イーブルでしたが、1969年にそんな大金はないと突っぱねられます。

1969年の人たちには絶対に通じないであろう90年代のネタをぶっこみまくるDr.イーブル。

Dr.イーブルのアジトのある島へと乗り込んだオースティンたちはテントで潜入の準備をします。

しかし、そのテントはDr.イーブルの手下たちに囲まれてしまっていたのでした。

そうとは知らず非常に誤解の生まれるテントでの準備シーンが流れるのでした。

Dr.イーブルの軍隊に捕まってしまったオースティンたちは、Dr.イーブルの下へと連行され、

そこでオースティンはシャグウェルがファット・バスタードと関係を持ったことを知り、嫉妬で怒ります。

2人を牢屋へと入れたあと、Dr.イーブルは月面へとロケットで出発してしまいます。


牢屋内で喧嘩していた2人でしたが、すったもんだの末仲直りし、脱出します。

オースティンたちはアポロ11号へ乗り込み、月面を目指すのでした。

月面基地に潜入したオースティンたちはミニ・ミーに襲撃されますが、彼を船内トイレから船外へと追い出し撃退します。


Dr.イーブルの下にたどり着いたオースティンは彼にモジョを返すように要求します。

しかし、シャグウェルを人質にとったDr.イーブルは、レーザー砲の阻止とシャグウェルの命、

どっちを救うかの究極の二択を突きつけてきます。

悩んだオースティンにシャグウェルは私のことより地球を守ってと言うのです。

オースティンは苦渋の末、レーザー砲の阻止には成功するのですが、シャグウェルを救うことはできませんでした。

そしてDr.イーブルを追い詰めるオースティンでしたが、追い詰められたDr.イーブルはオースティンに

10分前に戻って選択をやり直してみたらどうだと言います。

それに乗ったオースティンはタイムマシンで10分前に戻るのでした。

そこには10分前のオースティンがいます。

今度はオースティンと10分前オースティンの2人がかりで、シャグウェルとレーザー砲の阻止を同時に行うのでした。

今度こそ本当に追い詰められたDr.イーブルでしたが、苦し紛れにオースティンから奪ったモジョの入った瓶を放り投げます。

オースティンは慌ててキャッチに行くのですが、瓶は割れてしまい、その隙にDr.イーブルは逃げ出してしまいます。

シャグウェルにモジョなんかなくても大丈夫よと励まされ彼は帰還するのでした。

晴れて1999年へと戻ったオースティンとシャグウェルでしたが、そこにファット・バスタードが襲いかかります。

殺されそうになった2人でしたが、シャグウェルがファット・バスタードにあなたは生きてて幸せ?と問いかけると、

彼は自分の人生について思い直し始めるのでした。

その隙をついてシャグウェルがファット・バスタードをやっつけます。

その裏で、宇宙空間に放り出されていたミニ・ミーをDr.イーブルが回収し、オースティンへの復讐を誓うのでした。

1ヶ月後、オースティンが帰るとシャグウェルがベッドで別の男性とモゾモゾしていました。

浮気か!?と思いきや、相手は10分前のオースティンだったのです。

そして3人は仲良くベッド・インするのでした。おしまい

まとめ

この映画にはあらすじの文章では描ききれないほど山程の小ネタやギャグのオンパレードで、真面目な時間など1秒もないので

ぜひ映画でご覧頂きたいです。

もし、気になる女の子や、付き合いたての彼女がいる人がいましたら、この映画を一緒にご覧になってください。

もしその子がゲラゲラと大笑いし、受け入れてくれるようでしたら、その子は聖人か変人かのどちらかです。

どちらにせよ、素晴らしい子であることは間違いないので、長く付き合えるようがんばってください(笑)

では最後に、オースティン氏からの締めの言葉で終わりたいと思います。

それではみなさんまたお会いしましょう。